3pH洗車の優れた点と注意点

3pHイメージ

最先端の洗車技術、3pH洗車をご存知ですか?この革新的な方法は、あらゆる種類の汚れに対応し、洗車傷のリスクを最小限に抑えながら汚れを効果的に取り除きます。しかし、その施工には注意も必要です。ここでは、3pH洗車の優れた効果と、施工の際に気を付けるべき点について詳しく解説します。

3pH洗車のここがすごい!でも危険な面も…

3pH洗車は、アルカリ性・酸性・中性シャンプーそれぞれの特性を活かした洗車方法です。鳥糞や花粉、黄砂などの有機汚れ、水垢やミネラル汚れなどの無機汚れの両方の汚れに効果的な上、汚れの大半をこすらずに落としていくため塗装に優しく安全で、理想的な洗車方法として注目されています。

3pH洗車は、アルカリ性シャンプー、酸性シャンプーでは車には触れず、プレウォッシュを行います。それぞれの液性を活かして汚れを浮かせた後、浮いた汚れをシャンプーとともに洗い流します。その後中性シャンプーでコンタクトウォッシュ(通常の、車に触れての手洗い洗車)を行いますが、その段階では大半の汚れが落ちているため、ごく優しい洗い方で十分です。3pH洗車には有機汚れ、無機汚れの両方の汚れを落とせるメリットのほか、通常の洗車に比べ、洗車傷をつけてしまうリスクを大幅に軽減できるメリットもあります。

一方、3pH洗車には注意すべきデメリットもあります。
アルカリ性シャンプーと酸性シャンプーで行うプレウォッシュは、汚れを浮かせるために待機時間を要します。しかしこの待機時間の確保は、環境を無視すると大きなリスクにつながります。通常の洗車環境では日差しや気温に気を使いつつ、速やかに洗い流すことが一般的ですが、3pH洗車ではこれ以上に環境への注意が欠かせません。3pH洗車は、日差しや風がない日の比較的気温の低い時間帯に行うなど、通常の洗車以上に洗車環境を考慮して行うことが不可欠で、この点が最大のデメリットと言えるでしょう。

整った環境でこそ本来の効果が発揮される3pH洗車

3pH洗車では、プレウォッシュ時に汚れをしっかりと浮かせるのに十分な待機時間を設けることでより確実に汚れを落とせますが、シャンプーを乗せたままの時間が長いほど、シミを発生させてしまうリスクは高まります。3pH洗車において、汚れを浮かして落とすことと水シミ、シャンプー染みのリスクを回避することとはトレードオフの関係にあると言えるでしょう。

この関係を解消する唯一の方法は、いつでも、日差しや風がない日の比較的気温の低い時間帯と同等、あるいはそれ以上の環境を作り出すことができる屋内での洗車です。温度管理された屋内洗車環境は、シミのリスクを心配することなく十分な待機時間が取れ、3pH洗車の最大限のパフォーマンスを発揮することができる最良の環境といえます。さらに、洗車には水道水に含まれるカルキや塩素、カルシウム等を除去した純水を用いることで、シミを作り出してしまうリスクをより低減できます。

P’s GARAGEは純水・冷暖房完備の屋内洗車場です。理想的な洗車環境で施工する理想的な洗車技術、P’s GARAGEの3pH洗車をぜひご体験ください。独自のスッキリ感をご実感いただけると思います。

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